私は5年前の新卒から2年で約300万貯まりました。
田舎から上京。就職して10日で緊急事態宣言。
年収は1年目320万、2年目400万程度。
コロナ禍ではあったものの、我ながらだいぶ貯めたなと思いますが、この貯蓄は頑張って貯めたわけではありません。
ではどうやって貯めていったのか、貯めることができた要因について自分なりに分析して解説していきます。
要因① 固定費が安い

固定費は生活費の中でも多くを占めている分、大幅に生活費を削減することができます。

固定費削減が家計管理のカギ!
多くの金額を貯蓄できたのも固定費を安くできたことが大きな要因の1つです。
ではそれぞれの固定費をどのように安く抑えたのか
- 住宅費
- 水道光熱費
- 通信費
- サブスク費
についてピックアップして1つずつ解説していきます。
社宅で住宅費が激安
社宅は誰もが使えるものではありませんが、会社が用意してくれている物件ですからとても安いです。
1Kでしたが、地域相場の半額ほどの36,000円という賃料で住まわせてもらっていました。
- 築4年なのに入居時キレイじゃない
- 夏は湿度が上がりやすい
- 建物は会社の職員だけ
という最高!と言える環境ではありませんでしたが、安く住まわしてもらえただかラッキーです!



同期もたくさん住んでて友達はできた
家賃は生活費の中でも多くの割合を占めるので、環境は許容範囲内にしつつ、安く抑えれるかがカギです。
ちなみに入居費と退去費が全くかからず破格の引越しも安く抑えることができた要因です。
入居時に水道光熱費の見直し
入居してすぐに、水道、ガス、電気会社の見直しをしました。
エネチェンジなどのサービスを使いながら検討しました。
最安にできたかはわかりませんが、定期的に確認するようにしていたので、最初の契約時よりは安く済んでいるはずです。
水道光熱費も固定ではないですが、毎月支払わなければない出費。
電話かけまくるのは面倒ですが、絶対にやっておきましょう◎



面倒でも固定費は下げなきゃ損!
通信費の最適化
今のようにたくさんの格安SIMが登場する前でしたが、なるべく安くなるように見直しました。
Wi-Fiを使ってしまっていましたが、それに関しても値段、通信速度など比較検討しながら慎重に選びました。
社会人2年目には楽天モバイルが通信費無料キャンペーンというものをやっていました。
まだまだ、回線が悪い時代だったので半年くらいで乗り換えてしまいましたが、それでも半年間通信費無料は大幅に安くできました。
今は格安SIMでたくさんのプランがありますし、Wi-Fiがなくても多くの容量を使えるものもあるのでより安くできます^_^
ahamoや日本通信は私も使っていますが、どちらもおすすめです。
こちらの記事で詳しく説明していますので参考にしてみてください◎
【年18,960円の削減】ahamoより安く!日本通信SIMへ乗り換え 使い心地の正直レビューも!
サブスクが少ない
思い出せる範囲だと、
- Amazonprime(当時年間5,000円)
- Apple Music(当時年間9,800円)
- Nintendoオンライン(年間2,400円)
だけなので、年間17,200円で済んでいました。
ちょうどコロナ禍でサブスクがどんどん出始めたころでした。
その誘惑にも負けずに大量に契約せずにすごせていました。
また、どうしてもみたいものは1ヶ月無料期間だけ登録してすぐに解約というようなこともしていたため、ほとんど課金することはありませんでした。



安いからってたくさん契約しないようにね!
必要に応じてサブスクは取捨選択して、自分に最適なものを選んで使っていきましょう。
要因② バイク購入もコスパ意識


私は新卒3ヶ月ほどでバイクを購入しました。
車は金食い虫になるので買わないほうがいい。というのは重々承知だったので、バイクを購入しました。
高い買い物でかつ危険な乗り物であるバイクを購入するにあたって
- 値切り交渉
- 保険の選定
- 安全への投資
を行いました。
その経緯、大きな買い物でも安くしたコツなどについて解説します。
バイク購入のきっかけ
バイク購入のきっかけは3つ。
1.バイクが乗りたかった(少し)
2.コロナが怖かった(本音)
3.自転車通勤が疲れた(本音)
免許に関しては、大学時代に働いたら乗りたいなという気持ちがあったため、大学4年の時に中型の免許を取らせてもらいました。
ですが、私の本心は2のコロナ禍の影響です。



コロナ禍では外出することに過度に怯えていました。
電車も怖くて1年目の時は5回くらいしか乗っていないんじゃないかな?というくらいに乗っていませんでした。
せっかく上京してきたのに、引きこもっているのも嫌だなという気持ちと自転車通勤の疲れもあってバイクの購入に踏み切りました。
バイクは値切り
バイクは値切り交渉の末、1,5000円ほど安く購入できました!
その手順としては
- ネットで検索
- 店舗で見て購入を決める
- 値切り交渉する
- 購入!
高い買い物だと割り切っていても高い金は出したくない。
・欲しいバイクが安く売っていないか
・近くの店舗に欲しいバイクはないか
たくさん調べました。
そこで見つけたバイクを実際にお店で購入しました。
少しでも安くなるようにと値段交渉しました。
これが人生初の値段交渉でした。
今や洗濯機を8万値切る私ですが、初めての交渉で値切ることができたのは1万5千円くらいでした。
(洗濯機を値切ることができた術はこちらを参考に↓)
機能を妥協せず約8万円値引き!乾燥機付きドラム式洗濯機の交渉術と選び方!
それでも少し安く買うことに成功。
35万くらいのバイクを一括で、ローンは組まず購入しました。
ローンは組みたくないですが、手元から大きな額がなくなるのもきつい。
ということで親に少し借りて親へ少しずつ返しました◎
バイク保険をじっくり選ぶ
必要な保険の1つである自動車保険。
私の場合はバイク保険ですが、これもたくさん調べて決めました。
保証内容も値段も見ながら、最適なものにしました。
毎年更新で見直していますが、最適なものを選べていたので今でも同じ保険を継続しています。
無事故無違反で乗れているので年々等級が上がりやすくなっています◎



ゴールド免許だとさらに安い!
安全にはお金をかける
「バイクは危ない乗り物」ということは承知の上で乗ることを決めました。
そのため、安全のためにはしっかりお金をかけるようにしました。
具体的には
- ヘルメット
- グローブ
- 靴
ですね。
グローブに関しては2年くらいで寿命がきてしまいましたが、ヘルメットと靴はいまだに使えておりコスパ良しです◎
こちらは値段だけではなく、安全性を第一に考えて選びました。
幸運なことに5年経った今でも大きなバイク事故はありません。
バイクは車より事故率、死亡率も高めです。
事故になり大きなケガを追うことにならないように注意が必要です。
要因③ 変動費が少ない


固定費と並んで家計の支出の2本柱である変動費。
変動費は固定費と違って、一度の変更でずっと安くなるものではありません。
そのため、各々のライフスタイルが強く反映されます。
変動費についてどのような状態だったのかを
- 食費
- 被服費・美容費
- 娯楽費
- 年間変動費
についてピックアップして解説していきます。
食費はまとめ買いと自炊と弁当
コロナ禍で外出を避けていたので、まとめ買いをすることでこまめに買うより安く抑えられました。
大学生時代から自炊の習慣はあり、料理をするのも好きでした^ ^
幸いなことに、徒歩圏内に安いスーパーが揃っていたため、遠くに買い物に出かけなければならないということもなく生活ができていました。
特に業務スーパーは安くて多くてありがたかったです。
お仕事の日、お昼はお弁当を適当に作っていく生活でした◎



キレイな弁当でなくてもある程度でOK!
外食もコロナ禍なのでほとんどしませんでした。
その結果、毎月変動費の中でも割合が多かった食費で節約に成功しました!
被服費・美容費 オシャレにほぼ興味なし
被服費は服を買う費用、美容費は髪を切ったり、染めたりといった費用のことです。
服、アクセサリー、髪などオシャレはお金がかかります。
私はおしゃれにほぼ無頓着で、今現在ある服が着れなくなったら次の服を購入するくらいの頻度だったため、全然お金はかかりませんでした。
髪も染めたことがない短髪なので、こちらに関しても出費は最低限の散髪代だけでした。
いまだにオシャレにはほぼ興味ないので全然出費がありません。



もちろん清潔感は大事だよ◎
趣味はゲーム(Switch)とギター
趣味もお金がかかるものが多いですが、私の趣味はゲーム(Switch)とギターでした。
もともとゲームが好きな私は、どうしてもSwitchが買いたくて転売ヤーの買い占めが起こっていたコロナ禍でもなんとかゲットしました。
Switchなどのゲーム機は、スマホゲームのように都度課金しなくても、本体とソフトを買い切りで何十時間も楽しめるのでコスパのいい趣味です◎
ギターはコロナ禍で始めました。防音の部屋だったこともあり、ギター1本以外いらないのでこちらもコスパの良い趣味でした。
コスパ重視で選んだわけではないのですが、結果的に少ない出費で長い時間楽しめるものでした。
年間変動費がほとんどなし
唐突にくる年間変動費ですが、1人暮らしの1年目2年目の社会人は大きな出費は基本ありませんでした。
ありがたいことに就職したての頃は親が一式家電を揃えてくれた、または大学時代のものをそのまま使ったので出費はありませんでした。



いつも助けてくれる親には感謝感謝です。
帰省もできない、旅行もできないというコロナ禍だったため旅行費などもかかりませんでした。
本当は旅行が好きでしたが、病院勤務だったのでより気を遣っていましたね。
社会人3年目以降は使う力を発揮して様々な場所へ旅行に行くようになりました!
要因④ 大学時代からYouTubeで勉強


いくらなんでも新卒で固定費見直して、バイクの交渉、使うところには使っても保険は最低限、変動費も抑えられるなんとことがあるか?
と疑問に思うかもしれません。
無知でやったのではありません。
全部YouTubeの動画で予習してから臨んだ結果です。
元々財布のヒモは固すぎるタイプ。
少しでも損をしないために大学時代からYouTubeの動画を参考にして、お金の知識を蓄えていました。
ちょうど大学卒業から社会人という大きな転換期で、お金の話について知っておけたのはとても幸運なことです。
有益な情報を発信し続けているYouTubeの発信者さんたちには感謝しかありません。
4月に入職し、5月からはNISAも始めて、投資というものも早いうちから体験することができていました。
それが功を奏して、これだけ貯めることができました。
まとめ
今回は新卒から2年で300万円貯めた話を紹介しました。
YouTubeで勉強を重ねていたことで、
- 住宅費、光熱費、通信費などの固定費削減
- バイク購入という大きい買い物でのテクニック
- 変動費での節約
といったことに成功しました。
新卒からお金を貯めるというのが全てではありませんが、貯める力については早いうちにできていて良かったと実感しています。
ただし資産を増やすのは人との競争ではないですし、自分のペースで行くのが重要です。
もし資産増やしに躍起になり疲れている人がいるなら、
【もうやめたい】資産形成に疲れたあなたへも読んでみてください。
新卒からあまりお金を使わずに満足感を得られていたので、今も浪費で楽しみを得るのではなく、満足感の高い支出にお金をかけられています。
今後も基盤は見直して整えつつ、自分なりに幸福な人生にしていきたいと思います。
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