みなさんは「思い出作り」していますか?
資産をたくさん貯めておくのも悪いことではありません。むしろ、将来のために貯蓄することは必要なことです。しかし、お金を貯めるのが優先になるあまり、今の大切な時間を疎かにしてしまうこともしばしばあります。
思い出は自分の中に貯まっていくもので、株価の暴落が起きても大きな災害が起きても無くなることはありません。
私はリハビリの仕事で高齢者に関わる機会が多くその重要性を痛感しました。

歳をとっても思い出せて色あせない◎
仕事に没頭して過ごしてきた記憶も素晴らしい思い出ですが、今回は仕事以外の視点から特にこんな高齢者になりたいなぁと思った例を紹介していきます。
①旅行


「君の地元にも行ったことある」
「この国に行ってきた」
「この写真は〇〇で撮ってきたんだ」
旅行は代表的な思い出づくりの1つですが、とてもおすすめです。
- どこに行ったか
- 特に楽しかったこと
- その時のエピソード
旅行をたくさんしてきた高齢者の方は、施設のお部屋であってもたくさんの写真が飾ってあり、そのお話を聞くととても楽しそうに話してくれます。
また、楽しい記憶だけでなく多くの地に足を運び、違う文化に触れていることからかとても寛大で優しい人が多いような気がします◎
あの時、あの場所でという鮮明に思い出すことができる楽しい記憶があるというのは楽しいことですね!
遠い場所ではなく、近い場所でも行ったことのない場所に足を運ぶのも新しい発見になるので、時間がないという方はそうして思い出を作っていくのもいいかもしれません。
②家族


家族と仲が良いというのも立派な思い出です。
- 奥様、ご主人の話
- 子どもの話
- 孫の話
家族との関係も、かけがえのない思い出です。たとえ配偶者がすでに亡くなっていたとしても、思い出を語るときはとても穏やかで楽しいその当時が蘇るように振り返ります。
仕事で忙しかったとしても、自分の家族を大切にしてきたことがとても伝わりこっちまで幸せな気分になります^_^
また、
「孫の入学を見たい」
「孫の結婚式にでたい」
「ひ孫を見たい」
など生きがいを見失いがちになる老後に、明確な目標を持ちながら生活を送ることができます。



楽しみがあると頑張れるね!!
長い時間をかけて気づいてきた家族との絆は、歳を重ねても自分の心を暖めてくれます◎
③趣味


旅行と被る部分はありますが、趣味に没頭してきた時間もステキな思い出です。
若い頃に没頭してきた趣味の思い出、老後から始めた趣味の思い出など。
趣味に関しては思い出だけではなく、老後の生活においても生きがいを持って暮らすために不可欠なものです^ ^
趣味を通じて知り合った仲間と年齢を超えた交流が生まれることもあります。実際に先日お会いした高齢者の方は「これから50年来の趣味の仲間と遊んでくる」と楽しそうにしていました!
老後になると遊ぶ相手も減少して家に引き篭もってしまいがちです。外へ出る機会が減少することで筋力は衰え、認知機能の低下まで引き起こしかねません。そのためにもたくさんの交流を作っておくことは大切です。
趣味は一人でも楽しめるものから仲間と一緒に楽しむものまでさまざまありますが、自分の好きなことを続けることが1番ですね◎
バケットリストの作成


高齢者から今を楽しむヒントを紹介しましたが、それでも
「今あんまりお金がないんだよな。」
「時間がないんだよな。」
と後回しになってしまう方も多いです。そう思ってしまう方はぜひバケットリストを作成してみましょう!
バケットリストとは「死ぬまでにやりたいことリスト」です。自分のやってみたいと思っていることはたくさん書き出しましょう!そしてそのやりたい項目をいつまでに実現したいか振り分けておきます。
体力的には早めにやっておかなければいけないこともおりますので、自分のやりたいことの期限も考えながら振り分けしていきましょう。
私も実際にバケットリストは作成しています。完璧ではありませんが、どんどんやりたいことを見つけたら追加しているので多くなっていきます◎
充実した生活を過ごすためにもぜひやりたいこと「バケットリスト」に書き出してみてください!
まとめ
高齢者とたくさん接している私は「あれをやっておけばよかった。」という後悔の言葉もよく耳にします。後悔は取り戻しにいくことはできません。全く後悔のないようにするのは難しくても、少しでも後悔のないような生活を送ることで将来の自分の心が暖まります。
将来に貯めることももちろん大事ですが、今しかない思い出をたくさん作ることも楽しく老後を迎えるためにも必要なことです。
今を充実させるために使うお金も大事にしていきましょう^_^
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